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» 2010 » 6月のブログ記事

とりあえず、今日のところは エンジンシリンダーヘッドについての報告です。

…他にもあるわけですな(笑)

まあ、一番の大物っつーか 今回の目玉っつーか
エンジンのオーバーホールのお話です。

排気ガスに白い煙が含まれていた
○走行中、室内へ排気ガスのような異臭がした
○エンジンの下部がオイルで汚れていた

以上のことから、エンジンオイルが漏れているのは間違いないと考えた。
考える以前に オイル漏れは見たら分かる。疑う余地は無い。
ただ、オイルの漏れていた場所が気になった。  というか大問題。

エンジン中央のオイルドレインプレートから漏れている オイル滲みが見られる
そんな程度なら特に気にしなかったと思うが、エンジン左右の端
シリンダーヘッドからのオイル漏れとなると話が違う。
シリンダーヘッドを覆うバルブカバーの真下に、ヒートエクスチェンジャーがある。
ここにオイルが漏れ 高温で焼かれたオイルが白煙を出していた。
また、ヒートエクスチェンジャーの接合部からオイルが入り込み、高温で熱せられたオイルの臭いが室内に侵入してきていたらしい。

画像は修理前のヒートエクスチェンジャー下部。
外側は乾いてつや消しに写っているが
エンジン側は濡れたようにツヤがあるのが確認できます。
指で触ると、黒い油がベットリ付いてました。
さて、エンジンの分解を始めてみるとシリンダーヘッドのプラグホール部に亀裂が確認された。
4つあるプラグホール全てに、亀裂が入りここからオイルが漏れていたことが判明したわけだ。
全体の形状にも歪みが見られ、バルブカバーが密着できない状態だった。
全ての原因はこのシリンダーヘッドにあったと考えられる。

このシリンダーヘッドはアメリカ製の社外品。

他にも亀裂の入った場所もあるので、耐久性に疑問のある商品なのかもしれない。
シリンダーヘッドの歪みが原因か、ピストンにも傷が見つかった。

この時点で、シリンダーボアキット交換が決定(T T)

シリンダーヘッドは程度の良い純正品があったため、USED部品で済ませることにした。
クランクシャフトなどの中央部にはダメージが及んでいないらしい
との事だったので、左右ヘッド ピストンなどの交換・調整で済んだのは幸いであった。

ただ、褒めていいのか 悪いのか 判断に困るところなのだが
上記のような状態でも、ビートルのエンジンは始動し、高速道路を走り、峠を越えて
片道80km以上あるFLAT4まで、自走したのである。
多少異音は聞こえるが、調子は悪くないぞ という走りだったけど
シリンダーヘッドにはヒビが入り、ピストンには傷が付いていたのだ。

このまま、放置していれば致命的なダメージをエンジンに与えたであろう事は予測できるが 走ろうと思えば走れる それどころか、年式を考えれば機関好調という状態だったからこそ、前オーナーも仲介した中古車屋も 修理することもなく、放置していたのだろう。
排気煙の色と 不自然な位置のオイル漏れが確認できた時点で対処していれば、社外品のシリンダーヘッドを交換するだけで修理は終わったかもしれない。

現在、空冷VWに乗っているオーナーさん
オイル漏れは大丈夫ですか?
ヒートエクスチェンジャーやバルブカバーに不自然な汚れはありませんか?
排気煙に妙な色はついてませんか?

放置していると、とんでもない出費を強いられるかもしれませんよ?

今日、というか、すでに昨日だけど
愛するマルガリータが やっと、帰宅できた。

お仕事の都合もあるので、詳しいことは後日
おいおいと報告させていただきます。
ビートルオーナーや、これから乗りたい と考えている方々には
部品代や作業内容も気になることと思います。

それらも整理して、後日、御報告いたしますので参考にしてくださいね。
とりあえず 80kmほど走行したんだが エンジンはいい感じよ?
いや、オーバーホールに出す前の状態でも、それほど深刻には考えていなかったんだけど
坂道の登り方や、加速が違う というのは実感できた。
まだ慣らし運転中だから、アクセルを踏み込んでいないけどね。
それでも、峠道の上り方は変わったよ?
スゲェなぁ 空冷エンジン
1600CCのノーマルエンジン(ツインキャブだが…)、街のりで不便は無いね。
1,000kmくらいは、静かに 慎重に運転して
その間は「調子のいい空冷エンジン」の音を確かめさせてもらおうと思う。
なにはともあれ、定位置に帰ってきた愛車の姿が嬉しい♪